平成29年2月吉日
ゆいの里理事長　助川秀夫
ゆいの里　代表　飯島惠子
ゆいの里理事・職員一同

日頃からの皆さまのご支援、ご理解、ご協力に深く感謝いたします。

平成８年３月、西那須野町に生まれたゆいの里は、子育て支援のおかあさんたち、福祉や介護の現場に働く仲間たちの力を合わせ、任意団体時は300人余の賛助会員に支えられ、地域の中で各種ボランティアや研修会･映画会開催、そして、街の中の18坪の小さな家に障害のある子どもから痴呆症のお年寄りまで、今、制度化されようとしている共生型のまちの居場所から始まりました。

あれから21年、ゆいの里は介護保険スタート時の2000年にNPO法人格を取得し、介護保険事業者にもなりました。様々な制度が生まれ変化し、少子超高齢社会の波がどんどん高くなってくる中、必要とされるサービスやあったらいいな！をかたちにしたいと、NPO法人ゆいの里として、自主的に、先駆的に、学びつつ専門性をもって柔軟に、せいいっぱい活動してまいりました。

このたび、ゆいの里は理事会とスタッフ会議と話し合いを重ねてまいりましたが、介護保険事業からの撤退と介護保険事業に参入するための手段だったNPO法人を解散することを決めました。また、元の任意団体ゆいの里に戻り、従来からの地域における様々な活動や「ソーシャルケアワーカー集団"しもつかれいど」事務局、来年度からは「在宅ケアネットワーク栃木」事務局などの役割を担いながら、これからも、このまちで、ぼちぼちと歩んでいく所存です。

今後とも、ゆいの里をどうぞ、よろしくお願いいたします。